こんにちは(^_^)院長の藤本です。
秋らしい日も一瞬で終わり?朝方、夜は冷える日が続いています。私もなかなか風邪が治らず、苦しんでいます。
皆さんも体調管理にお気をつけてくださいね。
さて、今回は治るor直るについてお話させて頂きます。
初めてみらいデンタルに来院された方にはお話しをさせて頂いていますが、歯の疾病は治すことができないのです。
そもそも、“治る”とは自分の治癒力で治ることを意味します。狭義では完全に元の状態に戻ることです。つまり、風邪や骨折などの
治癒過程を言います。
対して、“直る”とは人の力や材料を使って、元の状態に回復することを意味します。これが、今日の歯科治癒の限界なのです。
虫歯になった歯は元の自分の歯に治すことはできないのです。金属、プラスチック、セラミックで置換する事が限界です。素材を上手に使い、見かけを綺麗にカモフラージュすることはできても、自分の元の姿に戻すことはできないのです。
失った歯はインプラントや入れ歯を使い機能回復することは出来ても、それは元の姿ではないのです。
この事に気が付いて頂きたいのです!『痛くなってから行く』という他の診療科を受診される感覚では手遅れなのです。
歯科医院は『痛くならない為に』『手遅れに(治療に)ならない為に』行くという感覚を持っていただきたいのです。
これが、予防歯科のスタートです。歯を抜かないこと、削らない事だけが予防歯科ではないのです。
未来を見据えて。。。先ずは今から出来ることを一緒に見つけましょう!精一杯のご協力をさせて頂きます。
みらいデンタルでは、この事を皆様に伝える事が歯科医療に携わる人としての任務と考えています。
患者さんに依っては煙たがれ…涙する時もありますが( ;∀;)
有名なマザーテレサも言っています。『愛の反対は憎しみではなく無関心です』 知っていながらの無関心は最大の罪なのです。