こんにちは(^_^)
歯科助手の藤本です。
日中は初夏を思わせる日差しで、ますます暖かくなりましたね。
さて、成人の8割以上がかかると言われる歯周病ですが、一般的に男性よりも女性の方が歯茎トラブルが多く、その要因として女性ホルモンとの関連が指摘されています。
女性ホルモンは女性の心身のバランスを保つうえで欠かせないホルモンですが、歯茎にとっては非常に都合の悪い働きをもたらすことがあります。
お口の中には700種類以上の細菌が生息し、そのうち数十種類が歯周病の発症に関連しているといわれていますが、その中のプレボテラ・インターメディア菌という歯周病菌は女性ホルモンの1つであるエストロゲンを好んで生息するという性質をもっています。
そのため、体内でエストロゲンが増える時期になるとプレボテラ・インターメディア菌が増殖し、歯茎の炎症が起こりやすくなります。
特に妊娠中はエストロゲンが増加するので歯茎トラブルがおこりやすくなるそうです。
妊娠中に歯周病になると、早産や低体重児出産のリスクが高まり危険度は通常の7倍ともいわれ、
タバコやアルコール摂取よりも高い数値になっています。
ですので、妊娠中こそ歯のクリーニングやメンテナンスをしっかり行いましょう!
みらいデンタルクリニックリニックでは、妊婦さんのお口の健康管理なども行っています。