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2023.07.23

歯磨き粉の正しい使い方とは?

こんにちは🐬歯科衛生士の児玉です。
7月ももう下旬となり、とても暑い日が続いていますね🫠この季節は熱中症や夏風邪など体調を崩されている方が多い印象です。こまめに水分補給をして熱中症、夏バテ予防につとめたいところです💦

予防といえば、簡単に出来る虫歯予防の味方、
‘’フッ素入り歯磨き粉‘’の正しい使い方についてお話させていただきます!

歯磨き粉は多くの人が毎日使っているホームケア用品ですが、フッ素の働きはご存知ですか?
フッ素には‘’再石灰化を促す効果‘’があります。
再石灰化とは、脱灰(歯が虫歯菌によって出される酸によって溶けだしている状態)による歯のダメージが修復され、元の状態に戻る現象です。
その他にも、細菌の働きを抑制する効果もあります。フッ素入り歯磨き粉は主にこの‘’再石灰化を促す効果‘’が高いと言われています。

フッ素は歯磨きをしたあとも歯や粘膜などに残り、少しずつ唾液と混ざりあって口の中で効果を発揮します。なので、フッ素は口の中で長く留めることが大事なのです。
そのためには、、、

①歯磨き後のうがいは1~2回にとどめる!
何度もうがいをすると、フッ素がほとんど流れてしまい、効果がうすくなってしまうからです。ですが中には、「2回ではまだきもちわるい」「洗い流せてない感じがする」という方もいるかと思います。そういう方には、1度何もつけずに磨きうがいをし、そのあとに歯磨き粉を口腔内全体に行き渡らせ、すすぐ、ダブルブラッシングという方法もおすすめです。

②適切な量をつける!
年齢に応じてつける歯磨き粉の量が変わってきます。
6ヶ月(歯の萌出)~2歳:切った爪くらい
3~5歳:5mm以下
6~14歳:1cm程度
15歳以上:2cm程度

③歯磨き後1~2時間程度は飲食しない!
歯磨き後すぐに飲食をとってしまうと、また口腔内が酸性に傾いてしまうのでできれば控えるのが望ましいです。

このように、うがいの回数、使用する歯磨き粉の量などの要素によって効果が大きく左右します。ですが、正しい使い方をすれば、フッ素による虫歯抑制効果は30%~40%といわれています。少しでも毎日のセルフケアの参考になればと思います。使い方や種類についてわからないことや相談したいことがありましたらぜひスタッフにお尋ね下さい😊🪥

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