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2021.05.15

口内フローラ

こんにちは😀 受付の藤本です。

5月になり、日中は暑いくらい暖かい日も多くて、様々な植物が元気に育つ季節ですね🌸

さて、突然ですが、皆様のお口の中にお花畑があるのはご存知でしょうか。

お口の中には、何千種何億個以上もの細菌が生息しており、それらが種類ごとにまとまっている様が

まるでお花畑(Floraフローラ)のように見える…という事から、

『口内フローラ』と呼ばれてます。

このフローラのいる細菌(悪玉菌)は「むし歯」や「歯周病」の原因にもなりますが、

それらが血流に乗ることで全身に広がると…

『脳卒中』『心筋梗塞』『糖尿病』さらには『がん』『リュウマチ』『早産』など、

一見全く関係のない病気にも更なる悪影響を及ぼします。

とはいえ、細菌はそのすべてが悪影響を及ぼすわけではありません。

 

細菌は主に、善玉菌悪玉菌、そして日和見菌の3つが存在します。

日和見菌は3種類の中で、最も高い割合を占める菌なのですが、

善玉菌と悪玉菌のうち、より優勢な方(数の多い方)の味方となります。

つまり、善玉菌が多い状態をキープし、口内フローラの環境を良くすることは

身体を健康にする効果が期待できるのです。

 

☆口内フローラの環境を良くするには?

・お口を清潔に保つこと

・だ液による自浄作用

・規則的な食生活

・ロイテリ菌などのバクテリアセラピー

などが挙げられます。

そして「お口を清潔に保つ方法」の中でも一番身近なのが、

歯磨きなどのセルフケア!😆😆😆

 

基礎中の基礎ですが、意外としっかりできている方は少ないものです。

なにせお口の中には、よく歯を磨く人でも1000~2000億個ほど

ほとんど磨かない人だと、10倍の1兆個以上の細菌が存在します。

そして、セルフケアで見落としがちなのが

『フロスや歯間ブラシ』といった補助用具を使う事なのです✨

 

実は、歯ブラシだけでは歯と歯の隙間に存在する細菌を除去できず、

4割もの磨き残しがある…と言われています。

こうした補助器具の使い方や、使っていてもしっかりできているか不安…

と感じた方は、いつでもお気軽にご相談ください。

皆様の口腔ケアのお手伝いも私達の大切な役割ですので

いつでもお待ちしております😄